電子国土Webシステムを使ってみる
電子国土ポータルで公開されている
電子国土Webシステムを使用することで自分のWebサイトで
経路情報など独自の情報を付加した地図を公開することが出来ます。
公開の際には電子国土事務局への報告が必要となります。詳細は電子国土ポータルをご参照下さい。
豊富な技術資料やサンプルも公開されています。
以下はこのシステムを使用したコンテンツです。
- 地理情報をメール投稿する(Map Post Ver.0.01)
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メールで画像付きの地理情報を投稿出来るシステムです。
- 軌跡を表示する(Track Log Plotter Ver.0.03)
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このページではGPS機器で記録したトラックログを縮尺を指定した地図上に表示します。
「データ」のテキストエリアにログファイル(POT形式)のテキストの
"ORD=POI/tex=/ido=yyy'yy'yy'y/kei=xxx'xx'xx'x/adr=?/alt=+??/col=??/pda=dd-MON-yy/pti=hh:mm:ss"というフォーマットの行を
コピーして下さい。
(StevenはハンディGPS「eTrex Legend Cx(英語版)」で取得したログ(アクティブログ)を「カシミール3D」を使って取り込み、
POT形式で保存したファイルのテキストを使用しました。)
縮尺を適宜変更したら"plot"ボタンを押すと軌跡が表示されます。初期はログの出発地点が地図の中心になっています。
現在は移動の軌跡と時刻を表示することと、表示した軌跡をHTMLとして出力することが可能です。
出力したHTMLを他のWebディレクトリに配置して表示するためには同じディレクトリに電子国土ポータルで配布されている
"webis_map_obj.htm"を配置する必要があります。また、公開の際には電子国土事務局への報告が必要となります。
軌跡以外の付加情報も追加出来るようにする予定です。
- 地図の上を移動する(Map Walker Ver.0.17)
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このページに移動すると地図上に自分のシンボルが表示され、マップ上の目的地を左クリックするか、
画面下の上下左右のボタンを左クリックすることで移動出来ます。
"name"のボックスに文字列を入力して"send"ボタンで送信するとシンボルの下にその文字列が表示されます。
他にこのページを訪れている人がいればお互いの姿(と文字列)を見ることが出来ます。2つのブラウザで同時にアクセスすれば
容易に確認出来ます。15分移動しないと消滅します。
地物のシンボル上に移動すると、交通機関なら目的地まで移動する、公園ならその公園の詳細の説明ページへの
リンクが出現する、メッセンジャーならメッセージが表示されるといったイベントが発生します。
地図は東京都東村山市周辺です。この公開サーバは何故かいつも非常に重いため、レスポンスが悪過ぎて移動している感じがしないのが難点です・・・。
- 地図に書き込みをしてみる
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JavaScriptから電子国土WebシステムのAPIを呼び出すことで地図上に様々な独自情報を記載することが出来ます。
とはいえ、テキストエディタなどで緯度経度を指定してスクリプトを記述するのは困難ですので地図上で直接経路やシンボル等を
配置し、出来上がった地図を表示するHTMLを出力するページを作成しました。
- 地図の作成例
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上のページを使用して作成したサンプルページです。
とある日にサイクリングに行ったルートを元に描いてみました(細部は自信がありませんが・・・。)。
東京都東村山市の新青梅街道と府中街道が交差する「野口橋交差点」を起点にして、
東京都八王子市の高尾駅までのコースです。